知っておくと役立つ! 韓国の交通機関あるある
韓国はお隣の国ですが、交通ルールや利用方法に違いのある部分があります。ストレスなく利用するために知っておくべきポイントがあるので、事前に一緒にチェックしていきましょう!
電車やバスの中で電話OK!
韓国では、電車やバスで通話するのは全く問題ありません。
一方、日本ではマナー違反とされていますが、公共交通機関での通話を禁止している国は、世界でも日本くらいといわれています。
もちろん、大きな声で話すのは韓国でもマナー違反ですが、普通に通話をする分には全然OK。移動中でも気軽に電話できるのはかなり便利ですよね!
優先席には絶対座らない
韓国では、どれだけ混んでいても「交通弱者席」と「妊婦配慮席」には座らないのがマナーです。これらの席は見た目で分かるように、交通弱者席は黄色、妊婦配慮席はピンクで区別されていることが多いです。
日本では、対象者がいないと座ることもありますが、韓国ではこれをエチケット違反とみなし、他の乗客から非難されることもあります。
特に儒教の精神が強く根付いている韓国では、日本以上に年功序列を重んじる文化があります。高齢者や障害者、妊婦が来たら席を譲りましょう。
リュックは前に抱えて乗る
旅行者にとって便利なバックパックですが、韓国では「バックパック族」という言葉が生まれるほど、大きなバックパックに対する不満が増えています。
狭い空間で大きなバックパックを背負うことで、他の乗客の持ち物に引っかかったり、服が破れるなどのトラブルが多く発生しています。
公共交通機関では、バックパックは前に抱えるか床に置き、周囲に配慮することが大切です。特に、混雑時は普段以上に注意が必要です。
電車は時間通りに来ない
韓国の電車は、時間通りに来ないことが本当に多いです。これは海外ではよくあることですが、日本の電車は数分の遅れでも放送や電光掲示板で知らせてくれる点を考えると、改めて驚かされます。
韓国では、電車が遅れても放送などで知らせてくれることは少なく、ひどい時には予定していた電車がなくなることも。
乗り換えを調べてその通りに移動しようとしても、電車の遅延で予定通りにいかないことが多いんです。
そのため、韓国では電車の遅れを理由に約束に遅れることもよくあります。遅刻は日常的なことなので、遅れてもあまり気にしません。
しかし、約束がある場合は早めに出発し、時間に余裕を持って行動するようにしましょう。
終電は思っているより早い
ソウルの終電はかなり早めで、通常23時30分〜24時前後に発車する路線が多いです。路線や曜日によって若干異なりますが、日本の都市部に比べると終電が早いように感じます。
ここで注意が必要なのは、乗り換えがある時です。乗り換えたい電車に間に合わない場合があるので、あらかじめ地下鉄アプリで時刻表を確認しておくと良いでしょう。
また、終電を逃した場合はタクシーを利用する人が多いですが、ほとんどがアプリで予約されたタクシーなので、空車を見つけるのが至難の業。
終電を逃さないため必ず終電時間を確認し、余裕を持って行動することをおすすめします。