韓国のコンセントは形状や電圧が異なるため、日本の電化製品をそのまま使えないことがあります。今回は、旅行の前に知っておきたい韓国のコンセントや電圧事情について徹底解説!
韓国の一般的なコンセントは、SEタイプとCタイプの2種類です。
・SEタイプ: 韓国で主流、4.8mmの太いピンが2本並ぶ
・Cタイプ: ヨーロッパで多い、4mmのピンが2本並ぶ
韓国旅行の際、購入するなら断然“SEタイプ”がおすすめです。Cタイプも使用可能ですが、ピンが細く間隔も異なるため、ぐらついてうまく充電ができないことも…。
海外旅行によく行く方は、複数のプラグに対応できるマルチ型を持っておくと便利です!
また、最近のホテルではユニバーサルタイプのコンセントが増えており、世界中のさまざまなプラグをそのまま差し込めるので非常に便利です。日系ホテルでも、日本と同じAタイプ(110V)やUSBポートが備わっている場合が多く、変換プラグが不要なこともあります。
変換プラグは、ダイソーやセリアなどの100円ショップで格安に購入できます。クオリティは正規のものより多少劣るとは思いますが、特に問題なく使用できるのでおすすめです。
家電量販店やネットでも300円程度〜購入できるのでかなりお手頃。
出発前に変換プラグの買い忘れに気づいた場合、空港のショップでも購入可能です。価格は割高になるので、事前に準備しておくようにしましょう!
変換プラグとあわせて、差し込み口の多い電源タップや延長コードもあると非常に便利です。
韓国と日本では電圧(ボルト数)が違います。日本の電圧は100Vですが、韓国全土では220Vが一般的です。
電圧が異なるので、日本の電化製品を変換プラグのみ変えてそのまま差し込むと、家電が故障するだけでなく火事や感電のリスクも…。
日本国内で使われる家電製品は、主に日本のみで使えるものと世界共通で使えるものに分けられます。「100V」と記載されている場合は国内専用タイプ、「100V〜240V」と記載されている場合は海外対応タイプです。
韓国の電圧に対応していない電化製品は、電圧を変更するための変圧器が必要となります。
韓国で日本の電化製品を使用する際は、変換プラグに加えて、変圧器が必要な場合があります。
また、ドライヤーやヘアアイロンなどは消費電力(ワット数)が高いため、対応電力が大きめの変圧機を使用しなければなりません。
ホテルによっては貸し出している場合もあるので、レンタル可能な滞在先を選ぶのがおすすめです。
最近は「海外対応タイプ(100V〜240V)」の電化製品も多いので、最初から海外対応の電化製品を購入するのがおすすめです。
・スマホやパソコン:ほとんどの機種が100V〜240V対応のため、変換プラグだけで充電可能です。ただし、古い日本製の携帯は対応電圧を確認しましょう。
・ドライヤー・ヘアアイロン:海外対応タイプ以外は使用が難しく、大型の変圧器が必要です。どうしても使用したい場合は、海外対応製品を購入するか現地で安いものを購入するのがおすすめ!日本の家電量販店でも豊富に揃っているので、チェックしてみてください。
・カメラなどの撮影機器:一眼レフやデジカメなど、ほとんどのカメラは100V〜240V対応のため、変換プラグだけで充電可能です。